次回企画展「道ばたのカミ・ホトケ ―石碑からみる民間信仰―」 会期 令和7年1月22日(水)~4月19日(土)のお知らせ
かつての地域社会には、経済的・宗教的な活動を目的とする「講(こう)」という組織がありました。元々は仏典の講義をする会合を意味しましたが、やがて宗教行事における集団や行事などを指すようになります。民間信仰は講を母体に発展し、周辺環境や習俗に応じて地域独自の特徴を見せ始めます。これらの民間信仰は地域の人々の繫がりを強め、精神的の拠り所となり、その結果として信仰に関わる石碑が多く造立されました。 しかし最近では、世相の変化や過疎化によって担い手が減少しており、講の解散や伝統的祭事の衰退が目立つようになりました。道ばたに取り残された石碑の中には、かつて行われていた講の祭事を記すものがあり、その歴史を静かに語り続けています。普段は気にもとめない石碑でも、これらは地域の記憶を後世に伝える貴重な文化財の一つといえるでしょう。 今回の企画展では、「石」という半永久的に残る素材に刻まれた松島町の民間信仰について、拓本や講中資料を中心にご紹介します。また本展をきっかけに、皆様の故郷の歴史文化にも関心を持って頂けたら幸いです。 企画展「道ばたのカミ・ホトケ」 …
「冨田大和守安定作・大脇差」展示についてのお知らせ
◎「冨田大和守安定作・大脇差」展示について 公開のお問い合わせが多数寄せられる大脇差を、2週間限定で常設展示室にて展示いたします。 次回の公開時期は未定ですので、ぜひこの機会にご覧ください。 【開催期間】 2024年11月13日(水)~ 2024年11月27日(水) …
「見て、触れて、体験する 宝物館でハンズオン!」開催のお知らせ
「ハンズオン」とは、資料に触れることのできる、体験型の展示方法です。 瑞巌寺宝物館では下記の3日間限定で、普段はガラスケース越しにしか見ることのできない資料を皆様の間近で公開し、触ることもできる機会を設けました。 さらに会場内では拓本(刻まれた文字を紙に写す)のワークショップも行います。 約700年前に文字が刻まれた板碑や、約300年前に作られた燭台など、瑞巌寺や松島の歴史を手に取って感じてみませんか? 【開催日】8月17日(土)~19日(月) 【時 間】9時00分~16時30分 【場 所】瑞巌寺宝物館 地下会議室 【参加費】無料(拝観料のみ) 【注意事項】 ■資料保存のため、会場入り口において手の消毒をお願いいたします。 ■資料は大切に扱いください。 ■小さなお子様連れの方は、お子様から目を離さないようにご注意ください。 ■ワークショップを希望する方は、汚れてもよい服装でお越し下さい。 宝物館でハンズオン! …
「上段・上々段の間 特設展示室」公開と「冨田大和守安定作・大脇差」展示についてのお知らせ
◎宝物館「上段・上々段の間 特設展示室」公開について 宝物館「上段・上々段の間 特設展示室」の公開を行います。 本堂の同施設を宝物館内(1階)に再現し、障壁画の原本を建て込み、収蔵しながら展示を行う特設室です。 【開催期間】 2023年10月1日(日)~10月31日(火) *瑞巌寺の拝観時間内で自由に見学できます。 狭い空間ですので、混雑状況によっては展示室の入場制限を行う場合もございます。 ご協力の程よろしくお願いいたします。 ◎「冨田大和守安定作・大脇差」展示について 展示のお問い合わせが多い大脇差を常設展示室にて展示いたします。 【開催期間】 2023年10月4日(水)~ 2024年2月4日(日) *大脇差の展示期間は上記の「上段・上々段の間 特設展示室」公開と期間が異なりますのでご注意下さい。 …