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次回企画展「師弟の絆 ―こころでつながる禅の教え―」 会期 令和6年9月26日(木)~令和7年1月19日(日)のお知らせ

投稿日:24.09.13 宝物館

仏教は今から約2,500年前、釈尊によって開かれた教えで、様々な宗派があります。瑞巌寺は現在、臨済宗妙心寺派に属しており、いわゆる禅宗と呼ばれる宗派です。

禅宗は特定の本尊と経典を持たないことが特徴で、その教えは、心から心へと直接伝えられるものであるとする「以心伝心」により、脈々と受け嗣がれてきました。師匠から弟子へと法が伝えられるので、考え方だけでなく、絵や字まで何もかもそっくりな師弟関係もあれば、全く似ていない師弟関係もあり、兄弟弟子でもそれぞれに違いがあります。

令和6年(2024)は、瑞巌寺128世・五雲軒・加藤隆芳老師33回忌、その法を嗣がれた同129世・素雲軒・平野宗浄老師23回忌にあたります。五雲軒老師の代に旧宝物館が造営され、素雲軒老師の代に新館が建設されており、瑞巌寺が所蔵する文化財の保存修復及び資料公開という面からも、二師の功績は計り知れません。この度、年忌に該当する二師の業績や宗風を顧みるとともに、祖師方の法の流れや師弟関係に焦点を当てた企画展を開催する運びとなりました。

師が弟子を導くための手段として揮毫された墨跡や絵画を、お時間の許す限りゆっくりとご覧いただき、先人達の足跡に学ぶ機縁となれば幸いに存じます。

企画展「師弟の絆」

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