催し物

企画展瑞巌寺105世 天嶺性空禅師展- 没後280年を記念して -
        会期:令和元年12月18日~令和2年4月15日

扁額「登竜」拓影

扁額「登竜」拓影

天嶺性空禅像 善応寺蔵

天嶺性空禅像 善応寺蔵

 瑞巌寺105世天嶺性空禅師は伊達家の重臣、伊東家の出身です。瑞巌寺103世通玄法達禅師について出家し、その法を嗣ぎました。仙台藩四代藩主伊達綱村公、五代藩主伊達吉村公に厚く親任され後援を得た天嶺禅師は、領内の新寺造営、塔頭や末寺の復興を精力的に行うだけでなく、本山妙心寺に三住する等、活躍の場を全国に広げていきます。仙台燕沢の地に造営が開始された善応寺の工事では、多忙な通玄禅師に替わり現場責任者の大役を果たしました。この功績のため、善応寺では天嶺禅師を中興開山に位置づけています。民衆への布教も積極的に行っており、天皇から浄智普鑑禅師号を諡されました。

 天嶺禅師は瑞巌寺歴代中随一の能筆家で、明朝様の行書、草書、楷書、篆書、隷書のいずれもよくこなし、領内の寺社に山号、寺号、神号等の額を揮毫しています。先師の業績顕彰にも尽力しており、瑞巌寺99世雲居希膺禅師に大悲円満国師号が追贈されたのは、天嶺禅師の働きのおかげといえるでしょう。加号後に『雲居和尚年譜』を著し、自ら撰文した碑を由緒地に建立する等、文章家としての一面も見られ、博識で多才であったことがわかります。  2019年は没後279年を数え、280年諱にあたることから、その業績を記念して特別展を開催する運びとなりました。本展覧会を通じて天嶺禅師の人となりに触れ、遺徳を偲び、禅を身近に感じる一助となれば幸いです。

対碑拓影 善応寺開山堂内

対碑拓影 善応寺開山堂内

竪額「五太堂」拓影

竪額「五太堂」拓影

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